新型コロナの影響でいろいろな博物館や美術館が悲鳴を上げています。
成田空港のそばにあり、31年前に全国で初めての航空専門の展示施設としてオープンした航空科学博物館も例外ではありませんでした。
開館30周年を迎えた昨年は来館者数も600万人を達成、喜んでいた矢先のコロナ禍でした。
千葉県を含む7都道府県に出された緊急事態宣言に従い、4月9日より再び当面の間臨時休館。
臨時休館で入館者数は9割減!入館料に加え売店・レストランの収入がほぼ0となりました。
そんな中、存続危機の窮地に立たされていた「航空科学博物館」を救おうと、とあるプロジェクトが立ち上がりました。
このままでは当博物館が存続できなくなってしまうという危機的の中、この状況を何とか乗り切りたいと考え、プロジェクトが始まりました。
新型コロナウイルスの影響で存続危機だ」とクラウドファンディングで訴えてインターネット上で支援を募ったのです。
千葉県芝山町の航空科学博物館は、去年開館30年を迎えて展示を刷新し、航空機の操縦を体験できる最新型のシミュレーターなどが人気を集めて1年間におよそ22万5000人が訪れました。
しかし、ことしは新型コロナウイルスの影響で利用者が減少して、先月からは休館を余儀なくされ、入館料や売店・レストランの収入がなくなってしまったということです。
このため博物館が存続危機だと訴えて今月13日からクラウドファンディングで支援を募ったところ、16日午後0時半ごろ、開始から3日で、目標としていた1000万円を達成しました。
支援した航空ファンなどからは「小さい頃ここで飛行機への夢を抱き今航空業界目指している身です」「大空へのロマンがなくなることはありません。わずかですが応援させてください」などという熱いメッセージも寄せられています。
熱い航空ファンの想いで目標額をたった3日で達成!
予定は7月30日まで。目標額は1000万円。
予想を反して身近い期間であっという間、開始からなんと3日の5/16日昼すぎ目標の1000万円を達成しました。
支援した航空ファンなどからは「小さい頃ここで飛行機への夢を抱き今航空業界目指している身です」「大空へのロマンがなくなることはありません。わずかですが応援させてください」などという熱いメッセージも寄せられています。
航空科学博物館の支援は7月30日まで
博物館は予定していた7月30日までは支援を募り、営業再開に向けた環境整備などに充てるとともに、支援額に応じてお礼の手紙のほか、有効期限のない招待券や記念メダルなどを送付する準備を進めるということです。
資金の使い道
博物館の運営資金や展示物・建物の修繕費用として活用させていただきます。
リターンのご紹介
1.有効期限のない招待券
新型コロナウイルスが終息しましたら、同館にぜひ訪れましょう
2.航空科学博物館オリジナルグッズ
普段は博物館でしか手に入らないグッズとなります。
3.友の会会員証(年間パスポート)
<友の会の主な特典>
・館内売店商品割引き(一部商品除く)
・年間を通して何回でもご入館いただけます。
発送日から1年間有効の年間パスポートが送られます。
※支援金額により有効期限が異なります。
4.博物館売店限定商品券
博物館1階にある売店の全ての商品が対象となります。
※支援金額により商品券の金額が異なります。
5.フライトシミュレーター1時間貸切
B737MAXのフライトシミュレーターを1時間操縦体験できます。
<クラウドファンディングについて>
本日目標金額を達成しました。
皆様のご支援のおかげです。本当にありがとうございます。活動報告をUPしましたので、ご確認ください。
引き続きご支援よろしくお願いいたします。https://t.co/ILO2B3dT9d#航空科学博物館 #クラウドファンディング挑戦中— 航空科学博物館 (@aeromuseum3416) May 16, 2020
公益財団法人 航空科学博物館
所在地:千葉県山武郡芝山町岩山111-3
TEL :0479-78-0557
e-mail:info@aeromuseum.or.jp
HP :http://www.aeromuseum.or.jp/
公式Twitter:@aeromuseum3416
出典:航空科学博物館