成田山詣では欠かせない

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成田山詣では欠かせない

「成田山」は千葉県成田市にある真言宗智山派の寺であり、正式名称は成田山明王院神護新勝寺と言います。2008年4月に開基1070年を迎えた伝統と歴史ある寺で、正月の初詣客数は明治神宮に次いで全国2位、千葉県内では常に第1位を誇っています。成田山詣が盛んになったのは江戸時代からで、歌舞伎役者の市川團十郎が成田不動に帰依して「成田屋」を名乗って人気を博したこともありました。戦時中は鉄砲玉から身を守る「身代わり札」が発行され、人々の心の支えになったこともあります。

境内はとても広く、新旧のさまざまな建造物が並び、今でも庶民の信仰の場の雰囲気が感じられます。中でも仁王門、三重塔、釈迦堂、額堂、光明堂の5棟は国の重要文化財に指定されています。大本堂に安置されている木造不動明王及び二童子像は鎌倉時代の作品で、こちらも重要文化財です。その他、千葉県や成田市の多数の文化財を有しており、初詣だけでなく観光地や参拝地として重要な意義を持つお寺です。