不動産売れない
売れない不動産には至極当然の理由があります。
不動産は駅から近い街中の便利な場所にあるのかないかでその判断が決まります。
立地条件
徒歩圏内に
- 学校
- 病院
- スーパー・コンビニ
があるので安心して生活ができ、買い物が不自由なくできます。
最寄り駅が近いので通勤・通学が支障なく出来るので買い求める価値があります。
仮に
造りが立派でも、立地場所が都市の利便性を利用できないところであれば、売れ残るのは当然ともいえます。
2017年の公示地価で
千葉県柏市大室字張間内1874番201:俗に言う柏ビレジが、前年の8万7800円を8.5%下回る8万300円で全国ワースト1位になりました。
バブル期に大規模な開発され、高級住宅地として人気を博しましたが、
最近の傾向が、駅から近い物件、アクセスがいい場所が選ばれる傾向から、アクセスが悪い割りに価値が高かったこの土地の評価がガクンと落ちたのです。
売れない不動産は立地条件に問題があるといえるでしょう。
不動産売れない:設計と施工
さらに、立地が良くても売れない不動産があります。
日本は地震国で、住んでいる間に大きな地震が来ないとも限りません。
地震が来ても大丈夫な構造が担保されてなければ、購入する気にはならないものです。
販売する不動産会社や建設した建設会社がいくら有名な大企業でも、設計と施工が分離されていなければ消費者は安心することが出来ません。
設計と施工が分離されていないと、建設会社が杭工事において、杭が支持層に達するのを確かめていない恐れもあります。
設計と施工が分離されないで建設された不動産は売れ残っても当然です。
必要な設備が整っていないのも売れない大きな理由となります。
規模の大きなわりにエレベーターの数が足りないとか、インターネットのための光配線が設置されていないなど、当然必要とな設備が設置されていなければ、売れ残って当然です。
設計と施工、設備は売れない・売りにくい物件ということになりますが、地盤もわすれてはなりません。
東日本大震災のとき、千葉県浦安市は液状化問題が起きました。
ディズニーランドという長ビックテーマパークがありますが、もともと、埋立地でもあった千葉県浦安市。
資産価値が一時的に下がったのは現実です。
売れない中古不動産はリフォームするべきか
中古不動産として自己所有の不動産を売る時にはできるだけ高い金額で売却をしたいものです。
高く売るにはできるだけ質の良い状態で売ることが鉄則です。
質の良い状態であれば需要が高く購入したいと考える人が多いからです。
ただ、そうはいっても売る建物自体は中古不動産ですので、いくら質が良いといっても古さは感じます。
そこで売れない中古不動産をリフォームする方法。
一部だけでもリフォーム
そこで、築年数が30年ぐらい経過してしまっている場合にはリフォームをする必要があるかもしれません。
中古不動産もリフォームをすることで新築のような造りにすることが可能になります。
内見時で女性は、部屋のイメージを非常に大切にします。
- キッチンが綺麗・清潔であるか?
- リビングは、華やかにみれるか?
- 壁は綺麗か?
築30年の不動産であっても、築10年くらいのイメージで見せることは難しくありません。
リフォーム費用
ですが、リフォームをする場合にはお金がかかります。
例えば、売値が500万円高くなってもリフォームに600万円かかってしまったとすれば100万円の赤字になってしまいます。
もし、リフォームする場合には価値が増すようなカタチで行うべきです。
ですが、どうしても価値を上げることに自信がなければ無理してする必要もないでしょう。
買主によっては自分たちの好きなようにデザインをしたがっている人も少なくはありません。
その場合は、
買主には、リフォーム代を値引きする形で、できるだけ手を加えず売るのも1つの方法です。
千葉県内で考えると
東京に近くアクセスのいい市川市や船橋市は、総武線が通り、東京駅までのアクセスが便利です。
たとえば、市川駅(千葉県市川市)を考えると
- 東京駅:18分
- 大手町駅:19分
- 新宿駅:28分
- 秋葉原駅:19分
- 銀座駅:20分
- 品川駅:28分
- 成田空港駅:54分
- 羽田空国国際線ビル駅:35分
と好アクセス。
アクセスがいい土地への人気が高まっていますから、仮に築30年の不動産であっても、
リフォームをすることで売りやすくなりますし、高値売却も実現できるかもしれません。
マンションリフォーム
売れない不動産・マンションの場合、
リフォームやリノベーションも1つの方法です。
・キッチンがキレイになれば、女性の印象が良くなります。
・壁紙を変えるだけで部屋が明るく・キレイになります。
・お風呂:ユニットバスを変えるだけで、雰囲気が挙がります。
もう1つ、第1印象である玄関を少しアレンジするだけでも印象が変わります。
首都圏マンション平均価格 千葉は3.0%下回る
調査会社「不動産経済研究所」が先月、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンションを集計しました。
東京23区の平均価格は去年の同じ月より1.8%上昇して8758万円で、全体の価格を引き上げました。
神奈川県が4.8%上昇して5378万円、埼玉県が6.5%上昇して5254万円となっています。
都心部やターミナル駅の近くなど利便性の高い地域で新たな物件が発売されたことが平均価格の上昇につながりました。
一方、千葉県は去年の同じ月を3.0%下回る4169万円となりました。
この秋以降も都心部で大型物件の販売が始まる予定で、調査会社はマンションの平均価格は今後も高水準が続くと見ています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20221020/1080019216.html
売れない不動産:効果的に空き家を売却するには
売れない不動産はすべて状態が良いわけではありません。
不動産を所有している方の中には、既に誰も住んでいない空き家の状態になっている場合もあります。
住み替えとは異なり、空き家の場合では売却しやすいメリットがある一方で、誰も住んでいない期間が長くなっていると、室内に傷みや汚れが目立ってしまうことがあります。
生活を送っている状態の不動産では、換気や空調管理などをしっかりと行っており、普段の掃除を行っていることも一般的です。
しかし、誰も住んでいない環境であれば、自然と損傷部分が出てしまったり、設備などに汚れが付着してしまうことも珍しいことではありません。
査定で気をつけること
そのため、売却を考えて不動産査定を行う際には、
事前に室内の清掃作業を行い、同時に目立った破損部分が出ている場所に対しては、できる範囲で補修を行う方法で不動産査定を有利に行うことができる可能性が高まります。
空き家の場合では内覧を行うようなシーンで入居者がいるような物件とは異なり、隅々まで確認することができるので、売却しやすい環境を有していることになります。
不動産査定に関しては、
複数の不動産会社を利用して実施してもらうことも基本になりますが、早期に売却を行うための方法では、誰も住んでいない物件でもカーテンや基本的な家具類などを設置しておく方法も効果的です。
不動産は基本的に買主あってのものですので、売れないと思った瞬間売れたりするものでもあります。
千葉県内で不動産査定:売却時のコツ:不動産売却実績・体験談