「もう少し早く始めておけばよかった」
——50歳になった今、そう思う瞬間が本当に多い。
20代・30代の頃は
- 「まだ先の話だ」
- 「老後なんて遠い未来」
と感じていたけれど、気づけばあっという間に時間は過ぎる。
だからこそ今、若い人たちに伝えたい。
“不動産投資は、早く始めた人ほど自由を手にする”という現実を。
日本のライフサイクルを見てほしい|22〜65歳が「自分を守る唯一の期間」だ
人生をお金の流れで見てみると、3つのフェーズに分かれる。
0〜22歳は親の支援で生きる時期。
学費も生活費も親が出してくれていた。
65歳以降は国の支援に頼る時期。
年金や医療制度に支えられるけれど、正直いって今の若者世代がその恩恵を十分に受けられる保証はない。
そして、間にある22〜65歳の約40年間。
ここが本当に勝負の時期だ。
この期間こそが、“自分の人生を設計できる唯一の時間”なんだよ。
この40年で「何も作らない」のか、「仕組みを作る」のかで、老後の自由度がまるで変わる。
オレら50代が若いころは、終身雇用も年金も“当たり前にあるもの”だった。
でも今は違う。
年金は減り、退職金も削られ、物価は上がり続けている。
「国が守ってくれる時代」は終わった。
これからは、自分の力で“年金”を作る時代なんだ。
サラリーマン・公務員ほど有利に始められる|「信用の力」は若いうちが最強
不動産投資は、お金持ちがやる投資じゃない。
信用がある人がやる投資なんだ。
銀行は「いくら持ってるか」より「どれだけ安定した収入があるか」を見ている。
だからこそ、サラリーマンや公務員は有利なんだよ。
若いうちは、次の3つの面で圧倒的に強い。
- 若さのアドバンテージ:返済期間を長く取れる。月々の負担が軽くなる。
- 信用の安定:給与が安定している人は金利優遇を受けやすい。
- 職業信頼:公務員や上場企業勤めは融資が通りやすい。
オレたち50代になると、ローンの返済期間は短くなってしまう。
同じ年収でも借りられる金額がグッと下がるんだ。
だからこそ、若いうちに「信用の力」を使うのが一番のポイント。
これは時間が経つほど使えなくなる“消耗資産”なんだ。
オジサンが見てきた|20代・30代で不動産投資を始めた人の5つのメリット
① 銀行融資でレバレッジを効かせて資産を増やせる
自己資金が少なくても、銀行融資を使えば1,000万円単位の資産を動かせる。
これは、株や投資信託ではできないスケール感。
若いうちから融資を使って“他人資本で資産を作る”のが不動産投資の醍醐味だ。
② 少額からでも始められる時代になった
今は頭金ゼロや10万円台からスタートできるプランも珍しくない。
昔のように「何百万円貯めてから」なんて時代じゃない。
“始めてから育てる”ほうが、結果的に時間を味方につけられる。
③ 現物資産として価値が残る
不動産は、株や仮想通貨のように一瞬で消えるものじゃない。
もし売却することになっても、現物資産として価値が残る。
“見える資産”は、心の安定にもつながるんだ。
④ 家賃収入が「将来の年金」になる
ローンが終われば、毎月の家賃がそのまま収入になる。
実際、オレの知り合いでも「家賃で生活してる」50代は増えてる。
老後になって焦らないように、若いうちに自分の年金を作るって発想が大事だ。
⑤ 売却益(キャピタルゲイン)も狙える
都心や再開発エリアの物件は、価値が上がる可能性もある。
家賃+売却益のWの収益を取れるのが不動産投資の強み。
“持っているだけ”で資産が増える経験を、若いうちにしてほしい。
オジサンが見てきた「失敗例」も伝えておく
世の中には「不動産投資で失敗した」って話も多いけど、ほとんどが理由は同じ。
利回りだけで選んでしまったケースだ。
「10%の高利回り」に釣られて買ったら、築40年のボロ物件。
修繕費や空室リスクで赤字になる。これがよくあるパターンだ。
成功している人は、みんな共通して“長く持てる物件”を選んでいる。
派手さよりも、地味で安定。これが本当に大事なんだ。
借りられる=返せるじゃない。
生活費に無理が出ないラインを守ること。
「余裕資金を残して運用」、これが一番のリスクヘッジだ。
長く持てる物件はここで決まる|見るべき3つの軸
- 立地:駅徒歩10分以内、人口増加エリア、再開発地域が強い
- 管理:清掃・修繕対応が早く、入居付けが得意な会社を選ぶ
- 将来性:賃貸需要が継続する地域かどうか
中でもおすすめなのがオーナーチェンジ物件。
すでに入居者がいて、購入直後から家賃が入るから初心者向きだ。
ただし、こういう物件は表に出る前に決まることが多い。
だからこそ、信頼できる不動産会社とのつながりが本当に大事なんだ。
信頼できる不動産会社との出会いが、最大のリスクヘッジ
不動産投資は「何を買うか」より「誰から買うか」で決まる。
ちゃんとした会社は、リスクの高い物件は紹介しない。
評判を落とすような“いわくつき物件”は扱わないんだ。
逆に、提携銀行が多く、管理体制が整っている会社ほど信用できる。
しかも、そういう会社は非公開物件(一般公開されない優良物件)を持っていることが多い。
条件のいい物件はネットに出る前に決まるから、情報を先に掴める関係を作っておくことが大切だ。
記事まとめ|50歳のオジサンから20代・30代へ伝えたいこと
正直に言う。
40代・50代になってからの「貯金」では、もう老後の安心は作れない。
でも、20代・30代ならまだ間に合う。
信用力も、行動力も、時間もある。
この3つがそろっている時期は、人生で今だけなんだ。
不動産投資は、派手な“儲け話”ではなく、時間を味方につける仕組み。
地味だけど、確実に効いてくる。
家賃という“第2の収入”があるだけで、将来の不安はガラッと変わる。
10年後、20年後に「やっておいてよかった」と笑える自分のために、
今この瞬間に、最初の一歩を踏み出してほしい。
それが、不動産投資の本当の価値なんだ。

