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現役14年の病院薬剤師が語る!膨大すぎる仕事内容とは!?

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千葉県内で薬剤師をしている方に、

  • 薬剤師の仕事内容
  • 薬剤師になろうと決めたきっかけ
  • 仕事のやりがい

を聞いてみました。

薬剤師プロフィール

【職業/年齢】

病院薬剤師/43才

【勤めて何年?】

14年になります。系列病院を幾つか経験しており、現在3病院目です。

【給料について(総支給、手取り、賞与など)】

総支給で700万円程(賞与含む)です。

薬剤師転職

病院薬剤師に就いたきっかけ

薬学部在学中より、病院など臨床業務に興味がありました。

大学院在学中に、基礎研究(自己免疫疾患の発症メカニズムに関する研究)と共に大学病院にも研修に行き、大学での研究(心臓の不整脈に関する研究)、病院薬剤師の臨床業務(調剤や病棟での医薬品管理)に興味を持ちました。

病院薬剤師になるには?必要な資格はある?

薬学部6年間を修了し、薬剤師国家試験に合格し薬剤師免許を取得する必要があります。

薬剤師の仕事内容

これまで経験した仕事内容は、以下になります。

医薬品の供給・管理

病院内の外来・病棟・内視鏡・集中治療室・手術室など医薬品を扱う全ての部署に医薬品を供給し、品質管理を行います。
患者さんにお渡しする錠剤1錠についても、その使用期限を含め品質を担保します。
遮光が必要な薬や温度管理の厳しい薬もあり、全て適正な管理がなされるように様々な職種を指導します。
病院内においてある薬は金額的にも膨大なものとなります。
使用期限切れの医薬品の破棄など、病院経営を圧迫しますので、適正な在庫管理を実施します。

医薬品の情報提供

病院内には何千種類の医薬品が配置してあります。
医師や看護師も、専門分野の医薬品の知識は豊富でも、全ての医薬品の知識を持つことは出来ません。
全ての医薬品情報を管理し、全ての職種に情報提供を実施します。
例えば、「妊婦の患者さんに薬を使うが胎児への影響はどの位あるか」、「ペニシリンアレルギーがあり、ペニシリンを使えない。肺炎球菌性肺炎に対する代替薬は何か」などです。次々と世に出てくる新薬の情報提供も実施します。

院内採用薬の選定

世の中には膨大な薬があります。
病院内の中で使用可能な医薬品をその中から選定します。
各診療科医師の意向を確認し、病院経営的な所も踏まえて多職種にて協議して決定します。その中心的な役割を果たします。(例えば、同じ系統の降圧薬が多種類も採用があると良くないですので、絞るなど検討する必要があります。)

病棟での薬剤管理

入院中の患者さんの所に伺い、持参薬の内容確認・アレルギー歴の有無・医薬品の使用状況や効果を確認します。
薬の内服状況や注射の実施状況など確認し、副作用や効果が十分出ているか確認します。
カンファレンスで医師や看護師と共に治療状況や方針の決定を実施していきます。
高齢な患者さんなど胃薬を3種類複数の医療機関で貰っているなどポリファーマシーの状態で来ることが多いです。
全部で16種類の薬を飲んでいるものを、退院時には8種類にするなど医薬品の整理も実施します。
集中治療室などでは注射薬が10種類など、3本のチューブから投与する事などが日常的に行われます。
薬の配合に問題があるときも多数あるので、各チューブから投薬する薬の振り分けなど実施します。
医薬品も24時間持続投与がなされますので、投与速度を全て確認し、投与速度が速く危険がある場合など医師に速度変更をお願いします。
医薬品によっては血中濃度を測り、厳密に投与方法を管理しなければならない薬があります。
そのような医薬品を扱う場合は、投与量・投与間隔・血中濃度測定時期など細かな投与計画を立案し実行します。
血中濃度をみて随時、投与量・投与間隔の変更を行います。
腎機能が著しく悪い場合、透析を行いますが透析を実施すると医薬品も透析にて除去されます。そのような特殊状態の患者さんの投与量・投与設計の立案も薬剤師が実施します。

治療への参画

現在は医療が高度化しており医師のみで対応するするのは現実的ではありません。
栄養に関しては栄養士、人工呼吸器に関しては臨床工学技士、離床に関しては理学療法士、患者ケアに関しては看護師、医薬品に関しては薬剤師とそれぞれの知識を出し合って治療する方が医療成績が良いとされています。

透析カンファレンス、集中治療室カンファレンス、栄養サポートチーム、抗菌薬適正使用支援チーム、呼吸サポートチーム、緩和ケアチームなど多くの治療チームに参加し集学的治療を実施していきます。

薬剤師 お祝い金

薬剤師:仕事のやりがい

医療の高度化に併せて、薬剤師に求められる役割も多くなっています。
従来の医薬品供給に加えて、医薬品の適正な在庫管理や品質管理も必要とされています。
外来や病棟に置いてある錠剤1錠についてまで期限管理を含め薬剤師が品質を担保する時代です。
加えて、治療への参画も求められており、以前医師が主に担当していた所を薬剤師が業務負担する場面が多くなってきています。
特殊病態での医薬品の投与設計などが代表的なところです。様々な医療チームにも参画しており仕事にはやりがいと共に責任が増してきている状況にあると思います。

仕事の大変なところ

新薬は次々と出てきており、新しい知識を常に得ていく必要があります。
さらには、大学で多く学ぶことが無い病態や解剖の知識が必要になる場面が多く日々学ばなければならないのが大変ですね。
専門・認定薬剤師などの制度もあり、取得する必要があります。
専門薬剤師資格など取得するためには学術論文など仕事の合間に書かなければなりません。それなりに大変さはあると思います。

こんな人は向いているかも

やる気があり、多職種と仕事がするのが好きな方は向いていると思います。

仕事の将来性

常に新しい知識を得て、専門資格を取り多職種と共に仕事をする必要性は今後もっと求められる気がします。
(AIの進歩もあります。従来からあるイメージの錠剤を袋に入れるだけの内容では生き残れないと思います。)

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